2008年1月29日火曜日

やっと日記が追いついてきたけど写真ナシ。

1月21日

寒くて動けない1日。
夕方からやっとこ元気がでてきた。
灯油とお米を買いに行く。
行き着けの八百屋ではまたしてもたくさんのおまけをもらってしまう。
いつかこのおばちゃんには何か恩返しをしないと。
夜になって市川ケーブルの収録に行っていた彼が帰ってきた。
出来立てのシチューを食べながら、なんだかホッコリとしたシアワセを感じる。
依頼されている仕事や書きたい記事がたくさんあって忙しそうな彼。
私はなにも助けてあげることができないのだけれど、こうしてあったかいご飯を作ることだけはできる。
がんばれ。

1月22日

ぽんたさんが来た。
いよいよ「ゆき坊せっけん」の活動開始だ。
久しぶりのぽんたさんにはつもりにつもった話をする。
なんだかやっぱり落ち着くんだよね。
お姉さんというか、家族みたいに安心して何でも話せる。
ぽんたさんとはみっちりミーティングをしてこの1年のせっけんスケジュールをたててみた。
せっけんは熟成に1ヶ月かかるのでたとえば母の日の商品をだしたいとするならば
では、いつ頃から商品を出したいか、だとするといつころ仕込んでいつころその材料の
発注をしなければならないのか、などなど。
すべてが前倒しでの準備準備。
今まではその辺が曖昧だったからいつもぎりぎりの商品展開だったもんね。
今年からは在庫や材料も少しも無駄にしたくないので、
リサイクル商品ややみなべのようなエコ商品もお買い得価格でだす予定。

また色んな事があるかもしれないけれど、ぽんたさんには迷惑かけないからと約束しつつ
一緒にただただ、いいものを作っていこうと約束し、夢や希望にワクワクしたりした。
楽しくいい物を作って、それがまた誰かの手に渡って喜んでもらえたら。
本当にそれだけなんだ。

夜はらぢおの収録。
魔法くんの絶妙なおもしろ発言に何度もツボりながら
笑いをこらえながら、必死の収録。
目じりにシワがふえても、それは私のせいじゃないぞ。


1月23日

ハーブの集まり。
朝から雪。
でもこんな日こそ出なきゃ。
寒くて出るのがかなりおっくうなんだけど、出るときっといい事があるし、
お勉強うんぬんよりも自分にとってはこのメンバーに会う事それこそが
なによりの刺激になるし励みにもなる。
専門書を読んだりネットで何か調べたりなんかするよりも
その道の現役から聞く生の声が1番良いと思うのだ。

アロマ親友でもあるよぢちゃんと会うのも久しぶりで楽しみ。
この前生徒さんから聞いていた漢方薬局とオーガニックのレストランにも行ってみよう。
大切なのは「何々で見たから」「読んだから」という曖昧な情報ではなくて
実際に行ってみた、やってみた、ふれてみたという自分を通した旬な感想や思いだ。

悪天候の中メンバーはいっぱい集まった。
家がめちゃめちゃ遠い人もいるのにみんな勉強熱心だなぁぁ。
で、来月からこのメンバーにて試作や勉強会を共にしていく事になった。
会場はもぅおさえてくれているそうなので、何名かに分かれて各グループごとに
ひとつのテーマでものづくりをして情報と内容をシェアする予定。
作るのはずっとやってみたかった「コーディアル」。
ゆき坊の意見が通って初回から嬉しい!!!
材料の準備もふくめ、下調べなどしてがんばろう。
その道のスペシャリストに囲まれて、学ぶべき事がたくさんあるだろう。
楽しみ楽しみ♪

帰宅するともぅ夜もふけた。
寒い寒いと着替えをしている間に、残りご飯を使ってチャチャッと彼がチャーハンをつくってくれた。
アイデア料理とスピード料理は彼担当。
んー。んまい♪
で、今日の出来事や感想などなどをベラベラと話まくってあっという間に時間が過ぎる。
今日は悪天候で結局漢方薬局もレストランも行けなかった。
また今度だな。眠い。あ~ふ~。。

1月24日

朝から怖いくらいに風の強い日。
家の中で外の「ゴゴゴゴ・・・」という音を聞きながら、その振動にビビりつつ
窓際で日向ぼっこしているももっちに「大丈夫だよー。こわくないよー」
なんて話しかけている。
実はビビっているのは紛れもなく私のほうであり、ももっちはなんのこっちゃわかっていない。
うわっ。外で物が飛んだりぶつかる音がいっぱい聞こえる。
やっぱこわいよぉぅ。。(ヘタレ)

今日も午後からぽんたさんが作業に来る。
いよいよ仕込み開始。
だた、このブログではせっけんの詳しい事は書かないことにする。

世の中には色々な事を言う人がいる。
どちらも間違いではないし、どちらが正しいなんて事はそれぞれの意見や
考えがあるのだからしょうがないし答えなんかきっとない。
でも、それはそれぞれの畑で自分のポリシーをもってがんばっているのだから
それはそれでいいのだと思う。
だから人の畑にわざわざでむいて「それは違うのではないか?」などと言う必要もないし
言われるのもできれば遠慮したい。
私のやっている事をおかしいと思うのならばそう思えばいい。
ほっといてください。
ただ、別サイドの人間の言い分は十分承知しているつもりなので
事故や悲しい出来事がおこらないように、コチラも十分注意しながら
ゆき坊のライフスタイルの一環として、これからも手作りせっけんの良さは伝えていきたいと思う。
過剰な宣伝もしないし、小さくほそぼそと、今までのようにやっていくだけ。
本当に手作りせっけんが好きな人に、手作りせっけんが持つホッコリと和む幸福感だとか
癒し感や、それを知ってわかってくれる人にだけ伝わればいいなって思ってる。

さて、バイトあがりのぽんたさんが来る前に掃除をすませてお昼ご飯の用意。
そしておいしいおやつでも焼いておこう。
いつもお世話になってばっかだし、これからもいっぱいお世話になっちゃうもんね。えへへ。

ぽんたさんは麻呂っちを連れてきた♪
久々の再会にももっちはめちゃめちゃ嬉しそうにカズダンスを踊りまくっていた。(よかったでちゅねーーー♪)
今回作ったのは「はちみつみるくオートミール」と「ひなあられ」。
さーて、柄はキレイに出るかな?
型だししてからカットするのが今から楽しみです。うしし。

夕方になって、彼と「星野道夫展」を見に行く。(ぽんたさん送ってくれてありがとちゃん♪)
この感想は・・・。
夜に収録した「本八幡らぢお」http://caspeee.jp/channels/m/NHzZAXfiF1/
でも話しているのだけど、もぅぅ。。。それはそれは凄い写真でした。
写真ていうかなんというか。星野さんという人間を通して見た自然の凄さと
自分や人間も含めた地球上の動物の生命力や生きるパワーについて
ただただひたすら考えさせられ、そして感動した。
うまく言葉になんかできないや。
どんな言葉を並べても、なんだかあさはかで薄っぺらいものに聞こえちゃいそうで怖い。
だから、見にいける人は、ぜしとも行ってみたほうが良いと思う。
ネット社会やメディアの情報に振り回されて生きる生活がどんなにちっぽけなものか、
でも、そんな人間もまた生きているって事。
胸がいっぱい。
星野さん、ありがとう。


1月25日

朝起きるのが辛い。もっと寝たい。
でもでもお弁当作っている間に目が覚めておなかが減ってくる。
健康的☆
日がさしているうちに洗濯をすませ、縁側に干す。
この前まで庭に来ていた猫はまた姿を見せなくなってしまった。
寒かったけど、大丈夫なのかな。。

実家から荷物が届く。
先日の里帰りでシャツを1枚忘れてきてしまった。
で、そのシャツ1枚送るのに、またまたたくさんの食料やらなにやら
送ってきてくれた。(スンマソン)
2度寝したい気持ちを抑えてこれから新しい名刺をつくらねば。
午後からは埼玉にある、とあるリフォーム会社との打ち合わせなのです。
HPを見て、ロハスをテーマとした手作りレッスンをやってくれないかという
依頼がきたのです☆
緊張するけれど、こうしたお話は正直嬉しい。
話を聞かないとまだなんともいえないのだけれど、
色んな経験をしたいから、前向きに検討したいと思う。
どんな感じなのかな・・。どきどきするけどとても楽しみです。
名刺作って、なにか見本に作っていこうっと。間にあうかな?(汗)

行ってきました。
担当者のKさんは穏やかで優しい思ってたとおりの方だった。
で、このお店は雑貨屋さんを併設してあるのだけれど、置いてある雑貨、
どれもこれもが私のツボでアドレナリンが出まくった。
エコや自然素材を意識したラインナップで、どれもこれも洗練された
かわゆい商品ばかり。きっとバイヤーさんのセンスが良いのだな。ステキ☆
打ち合わせの結果、早速来月からこちらでレッスンをさせていただく予定。
新しいチャレンジを始めたステキなお店と共に、一緒に成長させていただけたらなって
思ってる。企業さんとの初のコラボ。これからの展開がわれながら楽しみだ♪

1月26日

手話の会。
やっとこ指文字のあ~んを覚えてきた。
でもいつも忘れちゃうんだよね。。
もっと日常で使わないと。

1月27日

彼とSさんご夫妻のお宅へと遊びに行く。
「よかったら遊びにきてください♪」とご招待いただいたのです☆
寝ぼけマナコでケーキを焼いて遊びにいくと、そこには驚くほどのご馳走の
山、山、山!!!(おかーーーさーーーーーーーん♪)
手作りのちらしずしには新鮮な海の幸がワンサカワンサカ♪
それに限定の幻のお菓子やご当地にわざわざ買いにいかねば手に入らない銘菓などなど。
チープなものから高級なものまで。
このご夫婦のセレクトって本当におもしろい。
興味の矛先へアンテナがビュンビュンでているんだろうな。
そしてそのアンテナは私たちにはないものだったり、あっても今まで
手を伸ばしたことのないような世界やジャンルにまで及ぶ。
こういうお付き合いはうれしい。
楽しいとか一緒にいて居心地が良いとかだけでなく、色んな事を知ったり
体験する事ができる。
あまり気をつかっていただいては恐縮でしょうがないのだけど、
それでも毎回のそういったサプライズを心から感謝しつつ、嬉しい気持ちは富士山のてっぺんまで。
ありがとうございます。
物やそのおもてなしだけでなく、細かい精神的な部分でも感謝の気持ちがこのご夫婦に対してはいっぱいある。

「また遊びにいきます!そして今度は家にもぜひっ!!!」
そう言って彼と2人で夜もふけた街をチャリンコで帰る。
嬉しい気持ちやその他、お酒もぬけた2人でコーフンしながらペダルを漕いだ。
高級な福袋をあけるみたいにいただいたおみやげをテーブルにならべる。
こんなんしてもらって、本当に良いのだろうか。
自分たち、何様ぢゃ?!
世間的には今の私はクレジットカードすらつくれない弱者だけれど、
そのうち出世したらかならず恩返ししよう。。って、コレって最近よく使うせりふでもあるし
カレがよく使うせりふでもあるな。





2008年1月28日月曜日

そして明けてからの毎日をドーン☆

○月×日

アロマの基本編、初日。
今回生徒さんは
前回「せっけんを作ろう3DAY」にも参加してくださったKさん。
地元のカフェで教室をさせていただいているメリットとして、相手がたとえ1名でも
レッスンを開催できるというのがある。
これはカルチャーなどではそうはいかない。
最低3名以上でなければ開講できないなどという決まりがあるのだ。
でも、今の自分は相手のやりたいという意思と自分がやりたいという意思さえあれば
レッスンをやる事ができる。これはありがたい事。
こんな環境に今自分がある事、そして応援してくれ、理解してくれている
カフェのオーナーさんと出会えた事。これに感謝しなければならない。
そう。当たり前だと思っちゃいけないのだ。ありがとうございまーす♪

生徒さんのKさんとはレッスンの内容ももちろんだけど、その他にも色々な
話で盛り上がった。
多趣味で知識も豊富なKさんの話は、雑誌で見たとか誰かから聞いた・・とかいう
曖昧なものではなく、実際にやってみた、いってみた。試してみたという貴重なものばかり。
そういう方からの生の情報には本当に興味があるのでしっかりメモさせていただいた。
最近では生徒さんからもどこそこの何々がいいですよ♪などという生きた
情報をもらう事も多くなってきた。
みなさん良い情報へのアンテナがビンビンで、いつもとても良い刺激をくれる。
教えてもらったヨガのDVDと、表参道の漢方薬局はぜしぜし試してみようっと♪


○月×日




念願のテーブルとイスのセットが我が家に届いた☆
値段とデザインで納得のいくものがなかなか見つける事ができず
かなーり躊躇して買えずにいたのだけれど、先日クリスマスに
彼と出かけた先のお店で偶然いい物を見つける事ができた。
あんなに決められずにいたにもかかわらず、このセットは
直感、インスピレーションでビビビ☆っときたので迷わず購入ーーー♪

で、届いたテーブルを2人で磨いたあとに、早速パスタを作って
ランチにした。
ランチのパスタはスナップえんどうと押し豆のパスタ。
にんにくと塩味に豆の風味が効いてて、さっぱりだけど
とっても好きな味に仕上がった。
お気に入りのアラジンのストーブにやかんをかけて、
手作りのキャンドルに火をともしながら、手作りケーキも食べた。
うん。シアワセだ♪
視覚からくる癒しってのも絶対にあると思うので、自分の好きなものに
囲まれて暮らせるのはとても居心地が良い。
そして、そこにおいしいものと大好きな人がいれば、もぅ何もいう事はない。
あとは手作りっていう要素も大きいかな。手作り大好き。

○月×日

来週は彼のお誕生日だ。
なので、気づかれないように、彼のいない間に
津田沼のユザワヤまで行ってお買い物。
そして買ってきた素材でなれないミシンをカタカタやる。
と、言うか、カタカタやるまでにやたらと時間がかかる。
ミシンはどこだ?!
コードはどこいった??
えっと、下糸ってどーやるの?
で、縫い始めてからの試行錯誤もはんぱない。
散々作ってからサイズが違うことに気づいたり、縫い方が逆だったり
紐がうまく通せなかったり・・・(汗)。
それでもなんとかやっとの事で出来上がった☆
本当は同じ素材を使って色んな大きさの袋をプレゼントしたかったのに、
結局タイムリミットで出来たのは本命のとある小さな袋ただひとつ。。。
・・・・・喜んでもらえるといいな。
あとは、写真とか色々コラージュしたオリジナルのメッセージカードを作ろう。
おっと、でももぅ帰ってくる時間だから、それまでに完璧にかたづけて
何事もなかったかのように夕飯の支度にとりかからなくっちゃ。
あー忙しい。うしししし。

○月×日

彼は30歳を迎えるにあたり、お部屋で無難にその瞬間を迎えるのをいやがり
「自転車で行けるところまで行って、そこで30になろうかな?!」と言い出した。
私は一緒にその瞬間を迎えたかったので「したらばオラもついてゆく」と告げた。
アレの2日目で体調は絶不調だったけど、どこまででも行ってやろうぢゃねーか!とか思ってた。
でも、その後話は二転三転して「富士山まで自転車でいって一人で登ってくるよ!」
(確実に死ぬと思う)や、「24時間外で野宿する」(これも夜凍死するかもしれぬ)
などと、色々悩んだあげくに結局は違う企画を行うことになった。
詳しくは彼のHPをご覧アレ→http://www.motoiko.com/feature/2008/20080113_81500.html

急遽直前スペシャルと題してらぢおを収録し、街へと飛び出した。
本八幡らぢお→http://caspeee.jp/channels/m/FVK1w0pwE3/
色々楽しんで夜中の4時すぎくらいに帰宅。
どえらい寒さで身が切れる思いだったけど、絶対今しか体験できない
おもしろく楽しい時間を過ごした。
想い出の記念日に一緒にいられてすごく嬉しい。
これからもバカやって、楽しくかっこよくいてね。
お誕生日、おめでとう☆

○月×日

30歳企画2日目。
この日も寒い中、アレコレと市川市内をほっつき歩く。
ランチで入ったお店のうなぎがめっさウマーーーーーっで感動。。。(おかーーーさーーーーーん)
その後も楽しいデート企画は続き、買い物したりコーヒーを飲んだりを楽しんだ。
でも前日の寒さと寝不足もあってか彼はなんだか調子が悪そう。。。
薬局で元気ドリンクを飲みなんとか企画は無事終了ーーー♪(お疲れ様でしたー)
一緒に受けたリフレも気持ちよかった♪
便乗しちゃった私もいっぱいいい思いしちゃったYO!
ホントにありがとちゃんー☆
でも、結局は家に帰って食べたいつものごはんが1番おいしいねって話になった。
高価な物を買うよりも、豪華なごはんよりも、結局は身の丈にあった暮らしが
一番心地いいって事。
マニュアルにあるようなデートよりも、一緒にいるのが嬉しい事や
会話してて楽しい事。
そんな事が1番大事なんだって、今回の企画でまたよーくわかった。
けど、色んな物を見たり、一緒においしいねって笑い合えた、
今日の日は私にとっても忘れられない記念日になった。
この人といると毎日が楽しい。
それだけで。それだけで本当に幸せ。











2008年1月19日土曜日

あけましたでおめでとちゃーん♪正月と里帰り。

あけました。で、おめでとちゃんでした。。
って。
書くのが遅れたのでまたしても年明けからの日記をまとめてドーン☆

1月1日



年明け。
私は彼の実家にいた。
前日からももっちも一緒に行かせてもらいみんなで年越し。
明るく常に笑いのたえないご家族と一緒に紅白を見たりなんかしながら
暖かく楽しい年明けをした。
今回の紅白はなんとなーく迫力にかけたというか、見所があまりわからない
感じではあったのだけど、それでもその特有の「古さ」というか、「ゆるさ」というか、
NHKのかもし出す「ダサさ」みたいなものになんだか安心する。
そして序所に年越しを実感していくという感じ。
コブクロの歌は良かったな。スマップは誰もが認める国民的アイドルだ。
最後にはみんなで「世界にひとつだけの花」を大きな声で合唱した。

元旦の日中はみんなで神社へ向かう。
車の中でも笑いが耐えない。
末っこでかわいがられて育った彼は家族の中でも常に人気者でムードメーカーなんだなぁ。。
苔深い緑の中の神社でおまいりをしておみくじをひいた。
ゆき坊は「吉」でした。良い年でありますようにー。
お散歩したり、持参したおやつやフルーツでお茶をしながら今度は九十九里へとレッツら・ドン☆


年明けの海の風景はなんだか新しくてピカピカして見える。
海の色も空の青もみんな新しく生まれ変わったみたいに見える。
気がつけばみんなで必死に貝殻拾い。
彼は波打ち際でももっちと遊んでいる。

砂浜を走るももっちはまさに「開放感」にひたっているようだった。
波が来て彼と共にびしょ濡れになったももっち。
それを見てまたみんなで笑う。
今年の年明け、ゆき坊の気持ちも新しくてピカピカだ。
この空みたいに曇りなく、透き通るような気持ちで今年も歩いていこう。

夕方にはひとりJRに乗り込む。
上野発の寝台車に乗って函館の実家へと里帰りだ。
駅までご家族に送ってもらい、ホームで彼とバイバイ。
こんな私を受け入れてくれてありがとうございますっ。
そして数日間ももっちをよろしくお願いします!
いい子にしてるんだよ、ももっち。寂しかったらちゃーんと甘えるんだよ。
ではではいってきまーす!

寝台車では色んな事を考えてたけど気がついたら寝ちゃってた。


1月2日

早朝函館駅に着き、故郷の懐かしい空気を身に受ける。
駅にはお父さんが迎えにきてくれていた。すぐに帰ってもいいのだけれど、
近くのホテルの喫茶店で冷えた体を温めるべくコーヒーを飲んで一息いれる事にした。
大好きなお父さんだけど、実は前回春に里帰りしたときに大喧嘩をした。
お父さんの気持ちは心からすっごくわかっていた。
当たり前だ。親なんだもの。娘を心配してるからこそだもの。
でも、「こうあるべき」とわかってはいても、現実そうはいかない事もあるのだと私はいい続けた。
わかってくれなんんて言わない。
でも、ただ、これからの私を見ていて欲しい。
そこに答えがあると思うから。

でも、今回会った時のコーヒーが来るまでの時間。
そのわずかの時間で和解する事ができた。
「お父さんは前回こう思ったからいったんだよ。」
「・・・・・うん。わかってる。痛いほどよくわかってる。でもよくなるために自分で
選んだ道だしわかっててもそうはできなかったんだ。だから後悔はしないよ。」
「わかった。お父さん応援するから。体にだけは気をつけて、困った事があったら
いつでも帰ってきなさい。ゆきこの家なんだから。」
・・・・・・・・・・。
お父さんはすべてを受け入れてくれてた。
心配もしただろう。でも会えない間に私と同じように色々考えてくれてたんだ。
お母さんから聞いていた話では、毎日日課のたばこもずーっとやめていたんだそうだ。
だいぶ痩せたみたい。
心配かけてごめんね。
絶対幸せになるから。
そして、今度はちゃーんと親孝行するからね。

そしてスッキリとした気分で家へと帰るとパジャマ姿のお母さんがでてきた。
「やぁー☆おかえり、ゆきちゃん♪」
その後は兄も一緒に朝ごはんを食べ久しぶりの家族だんらん。
たまっていた話を次々に話した。
今、自分はまた新たな気持ちでがんばっている事、結構がんばってすごい仕事もしちゃったりした事、
いい仲間や友達がいっぱいいる事、今の生活が充実していて毎日がとても楽しい事。。。
まだまだ話たりない事がいろいろあったのだけど、まだ何日かいるのだから焦ることはないんだよね。

夜は兄がおごってくれたどデカいカニで「カニる」事に。
末っ子気取り満載でみんなに甘えてチヤホヤされた。
どんなに大人になってもここでは小さかったあの頃の「ゆきちゃん」のまんまなんだ。
食べやすいように切り込みを入れてカットされたカニをむさぼり食べながら、
「先生」という肩書きも、都会でがんばってくらす「ゆき坊」も脱ぎ捨てて
たったひとりの「ゆきちゃん」になってダラダラと過ごした。
明日は温泉に行こう。そして20年ぶりくらいに会う幼馴染との再会だ☆



1月3日

寝台車で寝れなかった分も、前の年に寝たりなかった睡眠も、
すべてを全部挽回すべくバックリたっぷり眠りまくってしまった。
おきたらもぅ昼ちかく。
でも別にする事ないし、パソコンもないからいいんだよね。ワーイ。
ご飯食べて、温泉行って、おいしい塩ラーメン食べて、
夜にはお兄ちゃんと一緒に飲みにでかけた。
小さい頃、家の斜め向かいに住んでいた幼馴染と会うことになったのです。
その幼馴染は子供の頃に途中で引っ越してしまったっきり会った事がなくて、
でもミクシィで見つけてしまった。
もぅ20年、いや、25年くらいはたつかも。。。
もぅどんな大人になったのか想像もつかない。
久しぶりだよなー♪楽しみだなー♪って、寒い中、兄と雪の中をモリモリ歩いた。

久しぶりに会ったこっちゃん(♂)は、昔の面影を残しつつ、当たり前だけど
立派な大人になっていた。
彼はボクシングで北海道2位に入る成績を残し、つい最近まで現役だったのだけど
今は一線を退いてボクシングジムを始めたらしい。
まだまだ人集めに乗り出したばかりで、夢に向かって駆け出した・・という所。
ゆき坊は正直格闘技は興味もなく見るのも苦手。
でも、話を聞いていたらどうやら彼のやっているのは格闘技ではなくてボクササイズ。
そしてその「ボクササイズ」とはかなーり興味がわくものだった。
「イジメを克服した少年の話」、「ダイエットに成功して自信をつけた女の子の話」。
「ストレスをミットにぶつけて、心身ともに健康になろう」という話。
その他、睡眠の話、食べ物の話、ストレス社会について。
人を集める事の大変さ、でも、来てくださった方に
喜んでもらえた時の喜び、感激、感謝の気持ち。

「格闘技」と「アロマ」。
一見なんのつながりもなく思えた物でも、「健康」や「精神的な面」を含めて
かなり共通点もありトークは盛り上がった。
そんな中、色んな経験をしているお兄ちゃんのアドバイスや言葉も2人の胸に響く。
そういやお兄ちゃんのマジメな話を聞く事って、そんなになかったもんね。。
酒の強い2人に感動しながらも楽しいひと時を過ごしてあっという間に閉店時間。
料理もおいしかった。
そしてここはまた兄ちゃんがゴチしてくれた。(ごっちゃんです!出世したら返しまーす!)
久々に再会したこっちゃんは確実に「イイ男」になっていた。
お互い夢に向かってがんばろーぜ!
応援してるよ!
グ~(酔寝)。。。。。



1月4日

朝から新鮮海の幸を食べまくり。
シャケとかイクラとか、昔は当たり前に食卓に上がっていたのに
その頃は好きぢゃなくてあまり食べた事がなかった。贅沢・・・・・。
今ではそのありがたさがわかるから、「おいしいおいしい♪」って、
ごはんを作ってくれたかーちゃんに感謝の気持ちをアピールしながら食べた。
高校を卒業する迄の18年間。
おいしいとは思っていても、作ってくれる事に心から感謝しながら食べた事など
その頃はあっただろうか。
帰ってくると当たり前のように部屋が明るくて暖かくって、
ご飯がでてきて会話があって。
一人で生きていくようになって、そこそこ自分も年をとってきて、
やっぱ今になって本当に心から理解できる事っていっぱいある。
親への感謝の気持ちもそのひとつ。
だから年をとるのって悪くない。

お父さんはこの日はバイトでいなかったので(年とっても家でゴロゴロしてない
えらいとーちゃんです)、日中はお母さんといっぱいいっぱい話しをしまくった。

近所に昔っからある懐かしいパン屋で昼のパンを買ってきた。
小さい頃初めてひとりで買い物に行かされたパン屋さん。
お母さんが言った言葉を一言一句間違えずに言うのが必死だった。
その頃のお兄さんは今ではおじさんとなって、お店のパンを焼いている。
でも、今回店に入った瞬間に「おぉぉー☆ゆっこちゃん!元気かい?!!」と
厨房から出てきてくれてびっくりした。
「おじさん、よくわかったね!」って言うと、「ゆっこちゃん全然変わってないもん」と。
当時の思い出話をしつつ、おじさんの焼いたパンとケーキを家族分買って帰ってきた。

そのパンを食べながら、おじさんの話もしながらの簡単なランチ。
おじさんのパンは都会のパンみたいに種類もないし、正直あかぬけてないのだけれど
生地の味は格別で素朴なやさしいパン。
昔懐かしいパンもいっぱい健在で、なにより「おじさんが作った」という事が、
自分にとってはどこそこのパティシエが作るパンなんかよりもよっぽどブランド性があって
おいしく感じられる。
お兄ちゃんも昨日のこっちゃんもこっちゃんのお兄ちゃんも、みんなこのおじさん(当時はお兄さん)
に、よく道端でジャレたりプロレスごっこして遊んでもらったんだったっけ。
ゆき坊は内弁慶で泣き虫でミソッカスのヘタレだったから、そんなみんなを端っこで見て
いつも笑ってたんだった。
色んな事を想い出しながら、おじさんのパンを噛みしめた。おいしかった。

夕方にはまた温泉へとGO!
湯気と一体になりながら、露天で顔だけに冷たい空気を受ける。
帰宅してからはお刺身と焼き鳥の晩御飯。
ハセストの焼き鳥も今ではいろんな種類があるのだな。すごい。

夜は「ローマ帝国」のテレビに釘付けになる。
古代ローマの歴史は凄い。
凄いけど、もしもこの時代にいきていたとしたら、喰うか喰われるか、
人なんて、もしかしたら親兄弟ですら信用できなかったかもしれない。
常に死と隣り合わせの人生。
過ぎ去ってしまった事だから英雄扱いもされるのだろうけど、
実際にはもっともっと地味で過酷な世界だったんぢゃないのかな。なーんて。

1月5日

市川へ帰る日。
お母さんは帰る間際に「おなかが減ったら食べなさい」とおにぎりを作ってくれた。
今日もお父さんはバイトだったので駅まではお兄ちゃんが車で送ってくれた。
ホームまで見送ってくれた兄と母。
「辛かったらいつでも帰ってこいよ!」。
ドアが閉まる瞬間に兄ちゃんが言った。
「大丈夫だよ!」
笑顔で答えてみんなが見えなくなるまで手を振った。

帰りの列車の中で、お母さんがこしらえてくれたおにぎりをたべる。
涙がでる、というよりは米の一粒一粒が、これからまた都会で生きていく
自分のエネルギーになる気がしてゆっくり噛み締めながら食べた。
体に染み込むというか、なんと言うか、言葉になんかならない、
できやしない。
なんだかそんなありがたいおいしさだった。

今回の里帰りでは親のありがたさもさる事ながら、
兄弟である兄の存在に何度も何度も感動した。
小さい頃から問題児、でもいつも家族の中に新しい風を運んできたりする
ムードメーカーな兄。荒くれ者だった兄も今では頼れる大きな存在となった。
ゆき坊が弱った時、この存在がどーんと大きくなる。
父さんはたまに「親が死んだあと、残るのはおまえら兄弟。
血がつながっているんだからいつでも頼りなさい。」と言う。
なんで?!そんな寂しい事言わないでずっと元気でいてよ!
そんな事をずっと言っていた私だけど、この言葉、最近はすごく身に染みる。
かけがえのない存在を、この世に生んでくれたありがたさを、
感謝する事はいっぱいいっぱいあるけれど、
とにかく家族という存在がある現実を嬉しく思った。
静かに深く、ずっとずっと思った。
心から、ありがとう。



退屈なハズの列車の中では、いつもなかなか読めない本をいっぱい読みふけった。
読むしかない状態なのでサクサクすすんだ。久しぶりの爽快感。
東京では彼が駅まで迎えにきてくれた。
ちょっとの間だったのになんだか懐かしくて、照れくさい気持ちで帰宅した。
帰りの道ではこの数日間、お互いにあった出来事や思った事を話ながら歩いた。
キレイな星空を見上げながら、彼は母ちゃんのおにぎりを食べながら「うまい」と言った。

家に着くと、かわいいももっちとの久々の再会♪
いい子にしててくれてありがとー♪♪
めいっぱいナデナデした後は、翌日の教室の準備で夜中の3時半までがんばった。
年明け第1発目。
明日からまたがんばるぞー!

2008年1月12日土曜日

サヨナラ2007年。

たまりにたまった2007年、後半の日記。
毎日毎日色んな事がありすぎて夜まくらに頭をつけるとすぐに死んだように眠った。
まだまだやらねばならない事、やりたい事、やるべき事はたっくさんあるのだけれど
とにかく楽しい事の方がいっぱいで忙しかった。

ただ、家の事をおざなりにはあまりしたくないワケで、
その「忙しい」の中にはお家の事ももりだくさん。
基本、「家の事がちゃんとできて初めて外の事ができる」というのが持論なので、

仕事関係は教室の事など急ぎのものでない限りはあとまわしになる。
こればかりは人によってはブーイングの意見も出るのかもしれないが、
「癒し」や「生活」をテーマにしている者である以上、自分の生活を
ちゃんとできていないのに、こんな生活がいいですよー♪なんて言えない。
「早く寝る」とか「こんなのを摂ると良い」や、「これはダメ」などというマニュアルは
そこかしこにあるけれど、ゆき坊の言う「ちゃんと」というのはそれともちょっと違う。

お花に水をやるとか、ご飯をおいしく作るとか、部屋に花を飾ってみるとか、
ちょっとがんばればすぐにできる、そんな事。
豊かな暮らしは毎日のちょっとした積み重ねによ
って誰にでも簡単にできるし、
健康だとか癒しだとか、そういう事ってマニュアル的なものではなくて
もっともっとゆるいスタンスで近くにある、「本当にちょっとした事」なのだと思う。

ここ最近の暮らしは、1日のほとんどをただひたすら台所に立っている事なんかもある。
ご飯をつくる。ちょっとしたおやつを作ると同時に後片付けや汚れとの格闘もついてくる。
でも、おいしくなぁぁれ♪と煮物をつくったり保存食を作ったりだとか、
ピカピカに磨き上げたシンクをみているとそれだけで幸せな気分になってくる。
これは私が家の事が好きだというのもあるのだと思うけれど、
喜んでくれる人がいる。
それこそが最大限の幸せを感じる瞬間でもあるからだ。
「おいしいね」ってごはんを食べる時のあの空気。

アロマや健康ももちろん大好きだけれど、それだって毎日の暮らしや
おいしいごはんがあってこそ、はじめて存在するものなのだと思う。

なんだか堅苦しい事を書いてしまっているけれど、これが自分が思う「癒し」だし、
そもそも「おいしいごはん」なんて言うのも、何も特別なものである必要などは
まったくない。
日々のごはんをつくるという事は、自分にとってはせっけんや日常のスキンケアを
つくるのと同じくらい大切であたりまえの事。
ではでは、年末の日記です。

 ○月×日

まるで春みたいなぽかぽか陽気の中、友人が遊びに来てくれた。
おしゃべりをしながら江戸川沿いをみんなでテクテク。
Fくんのあとに続いてももっちもテクテク歩く。


家の近くの公園でのティータイム。
家からミルクティーやらお皿などを筋トレ状態でもってった。
雰囲気やグッズとか、視覚からくる癒しっつーのもぜったいにあると信じているので
そこはゆずらない。楽しく過ごせる為ならば、やれる事はなんだってやるのです(笑)。
で、みんなでまたおしゃべりを堪能。
その後は暮れていく夕日を見たり、それを見ている友人親子の風景に
感動したりなんかしてすごした。
みんなそれぞれが言葉を失ってそれぞれの世界に入り込んでいる瞬間。
同じものを見ても感じ方は人それぞれ。

そしてその瞬間感じた気持ちそれこそが宝物。
今日のこの日、この景色をきっとまたいつか、それぞれが想い出す日もあるだろう。
ありがとう。
また遊びにきてね♪




 ○月×日

庭に植えた「水菜」と「こまつな」の芽が出てきた。
種を蒔く時は、「本当に育つんかいな?」と半信半疑だったのだけど
みんなして「オギャー☆」って生まれ出てきたその芽たちは生命力にあふれてキラキラしてる。
ほかにも鉢に植えたハーブも芽を出していちごの苗も育ってきた。
うんうん。楽しみ楽しみ♪
そして鳥の餌台にはみかんをば。
すぐには来ないかもしれないけれど、いつかここにかわいい小鳥達がきて
チュンチュン鳴いてくれるといいな。。。


 ○月×日













午前中は教室。
この日は「クリスマスキャンドルと自分だけの香水」。
みなさん思い思いの香りを奏でてすばらしい出来!
おもしろいのはそれぞれの個性がハッキリと出るところ。
甘い香り、こびないクールな香り、大人っぽい香り。
人のブレンドは興味があって、ゆき坊も毎回勉強になるのでちゃーんと
メモさせていただいた。
前回の香水の時も来てくださっていたSさんの香りも
ひかえてあったので、今回のと比較したりしてみる。
あーだこーだ、笑いながらあっという間に2時間がたつ。
みなさん、ぜひともクリスマスに使ってみてくださいね!(お疲れ様でした~♪)

そして午後からは友人主催の「ハイキングの会」に参加。
今回は浅草。
久々の浅草にアドレナリンを放出しつつ、焼きたてのせんべいやおだんご、
甘酒などを堪能する。(ウマ~)
おみやげを買ったりしつつ、夜は忘年会。
みんなそれぞれに魅力がある中、手話会でも一緒のどさんこ人Aさんの
隠れた才能が爆発的に開花し、感動するやら笑いが止まらないやらだった。
この人のこの才能は、このまま素人にしておくのはもったいないなーなどと
そんな事を思いながら帰ってきた。楽しかった。

 ○月×日

相方がずーーーーっと欲しかったストーブをサプライズでプレゼントしてくれた。
このストーブ購入にあたってはまぁ、色々議論があがったりはしてたのですが、
寒空の下、このストーブをチャリンコでもって帰るという偉業をなしとげた彼。
ガニマタで必死に汗だくになって漕ぐその後姿に、笑いながらも涙がちょちょぎれた。
お金の大切さ、大事に使うの本当の意味、物を大切に思う心。
教えてもらう事がいっぱいある中、お金なんかぢゃ買えない幸せを、
いっぱいいっぱいくれる。
そんな彼に感謝。
で、嬉しかったけど灯油屋さんはもぅしまっていたので点火はできず。
シベリア級に寒いこの部屋。でも心はあたたかい。



 ○月×日

クリスマス。
どうしようか?と相談した結果、買い物もあるので柏まで出ようかという事になった。
スカートでも履いてオサレをしようかと思ったのだけど、彼は「自転車で行こう!」と言い出した。
こういう突拍子もない事を日常茶飯事で何の違和感もなく心から素直に提案する彼である。
なので、もぅ驚くこともない。
「できんのか?」と聞いたら「たぶんできる」と言うので多少の不安こそあったがそこはノッかってみた。
付き合いだした当初、彼のこうした彼内での常識がわからずそれなりに口論になったりもしたが、
私は彼のこういう想像しかねる所が好きでもあるので、彼のこの才能はできるだけ止める事なく
伸ばしてあげたい。
普通の人が、「普通はこうだろ」とか「できっこない」なんていう常識は通用しない。
ほかにも今まで色々試してみたが、それはそれは目もあてられない結末になる事だって
いっぱいあった。でも、びっくりするような結末や見えなかった世界が見えることもある。
共通するのはいつもそこに「笑い」があること。
だから、ノッかれるものには何にだってノッかってみせるんだ。
死んだりしないならなんだってやるさ。

で、結末は笑っちゃうほどの強風で身の危険を感じたので途中でチャリを乗り捨て電車で向かう(爆)。
タッパにつめた彼お手製の「行き当たりバッタリ風こぼれるサンド」を食べながら、
1日デートを楽しんだ。
プレゼントは結局見つけられなかったけれど、本当に楽しい1日だった。
いっぱい話していっぱい笑って、帰り道に自転車から見たものすごく綺麗で大きな月や星達が、
これこそが最高のプレゼント。

 ○月×日

朝食べるパンをつくり忘れてしまった。(いつもは前日の夜にパン焼き器をセットします)
ごはんもないし、どうしようかと思ったのだけど本に載ってたすぐに作れるパンを試してみる事に。
おいしいベーコンを入れて小麦粉をコネコネ。
なんとか出来た。
強力粉でつくるふっくらパンとは違ってシッカリとしたマフィンみたいなパンだけど
やっぱ焼きたてはおいしい。

先日友人に借りた本をよみながらすごす。
部屋にはこれまた友人からいただいたお花がいっぱい飾られている。
1つの花束を小さくいくつにも分けて飾るのが好き。
台所の窓辺に飾ったお花なんかは日に透けて息を呑むほど綺麗でかわいい。
小さくて古くて寒い家だけど、ちょっと何か手を加えるだけで、
それだけで今の時代にはないものすごい存在感。
古い換気扇も、日の当たる縁側も、タイルのお風呂も、砂の壁も。
ハイテク社会にドロップキックを入れるべく、この家がかもし出すすべての空気がいとおしい。





 ○月×日

本八幡らぢお、通称「もとらぢ」の収録。
この日のゲストは空モモさん夫妻。
おいしいたこやき屋さんでたこやきを食べてから、お家までテクテク。
もってきてくださったたくさんのおいしい差し入れをいただきながら、
楽しい時間をすごした。
空モモさんは「緊張するーっ!」って言っていたけれど、私も最初はすっごく緊張したもんだ。
最後に言い放った言葉で大爆笑。
さっすがです。その勇気、私にもください(笑)。
「楽しい事をしたい!」「人を楽しませたい!」そんな思いから始まったローカルらぢお。
その気持ち、すっごくよくわかるから私も「はずかしい」という思いを捨てて、
今では「伝える側」として一応これでも真剣なのです。
「よくやるね」「変わってる」。色々言う人も世の中にはいるかもしれないが、
私はこれからもこれに限らず、楽しい事、面白い事、自分がやりたい事を真剣にやっていきたい。
そこには恥ずかしいという気持ちは一切ない。
恥ずかしいと思っている自分のほうが、よっぽど恥ずかしい事を知っているから。

本八幡らじお→http://caspeee.jp/channels/m/