2012年5月31日木曜日

道の駅「よってけ屋」によってく私。



家の畑で採れるわらび。
先日給食のオバチャン達にあげたら、たいそう喜んで「立派なワラビダニ」と褒められた。
ので、調子にのって、道の駅に出してみる事に。

朝、5時半起きで長靴履いてパジャマのまま畑をほっつき歩く。
眠気でボヤっとしてるとなぜだか見過ごしてしまうのだけど、しっかり「採るぞ~☆どこだぁぁ~~?!」
的な面持ちで探すと、そこここにあるある我が家のワラビちゃん達。



採ってきたワラビを選別して計って袋詰め。
こないだ道の駅で店番した時、他の人がやるのを見て学習してきたので、手際良くやる。

洗濯干して朝食作って食べて、息子を園バスに乗せて見送ったら私もレッツら・ドン☆
通勤途中に道の駅へ寄って、ラベルを作り貼って出品、そしていざ給食のお仕事へ。

朝から毎日超ーーーーーーーーがつく程忙しいのだけれど、やっぱり自分が出した商品が売れるのは
本当に嬉しい。
なので、1番良い状態の時に収穫して、出荷するのもこれまた嬉しいし、楽しい。

早朝、朝露が輝くみどりの大自然の中でするワラビの収穫はちょいとしたいい運動にもなるので
かるく汗ばんでしまうくらい。
単価が低いからたいしたお金にはならないかもしれないけれど、
それでも今の我が家にとっては貴重な貴重な収入源。

どうか、おいしく召し上がって下さいね♪
そして、はぶいたいわゆるB級品は、我が家が今日もおいしくいただくのでありました。



2012年5月26日土曜日

夜の路上で瀕死の猫ちゃんに遭遇し捕獲。



昨晩、夕食を終えていつものように温泉へ行った後の帰り道。
真っ暗闇の路上に横たわってる1匹の猫ちゃんを危うく引きそうになり急ブレーキ。
ハザードを出しダンナさんが駆け寄って見て見ると、ねこちゃんは血を流し瀕死の状態。
私も車から降りて見て見ると、血を流し意識もうろうとしているのだけれど
たまに空を切るように仰向けになったまま両手をバタバタと動かしていた。

まだ生きてる。

そう思ったら、やっぱりほっとけなくてバスタオルでくるんで帰宅。
猫経験があまりない私は、ひっかかれるんじゃないかとか色々覚悟したんだけれど、
脳しんとうでも起こしたんだろうか、こちらが用意した段ボールに毛布をセットした場所に
おとなしく横たわりなんんとか小さく呼吸を続けていた。
側頭部と耳、そして左手に血がついていたんだけれど、お湯でしばらく拭いてやるとキレイになった。
キズらしいキズはみつけられなかったのだけど、一体何があったんだろう。

しばらくすると気持ちいい寝息のようないびきをかきながら寝ていたので一安心。
でも、たまになけなしのチカラを振り絞って脱出しようとするも、床から土間に転がり落ちたり
力尽きてゴロンと横たわってしまったりでなんだか見ていてとても切ない。

猫ちゃんは手と足にまったく力が入らない様子で這いつくばって少し移動しては力尽きる、というのを繰り返していた。
抱っこしても嫌がって脱出しようとするのでそっとしておく事にした。野生だもんね。きっと、今のこの
環境だって恐怖に違いない。

息子と愛犬ももっちが興奮状態なので、2人とダンナさん、そして同じくこの日一匹だけ
瀕死状態で鶏小屋から捕獲して家で様子を見ていたヒヨコさんも、皆、寝室へ移動して寝てもらう事にした。
そして私と猫ちゃんはリビング&土間スペースに。
猫ちゃんはやはり脱出モードになってはさほど動けない自分に力尽きて、うつぶせで部屋の端っこで
寝てしまった。
なので、ちょいとほったらかしにして、私も寝る事にした。

そして、今朝。
・・・・・・・・・猫ちゃん見つからず。(えぇぇぇぇーーーーーーーーー???!!!!!)
どういうワケか、どこへ行ったのか、どこへ隠れてしまったのか見つけられない。
ただ、ダンナさんがタネまきしようと用意していた育苗トレーの土に、猫ちゃんの歩いた足跡がある。
そして、土間にはオシッコのような水の跡。土間から続く床下の板に少しの隙間が。
外へ逃げたんだろうか。
元気になったんだろうか。
部屋の行けそうな場所は探したんだけど見つからない。
元気になって、外へ脱出してくれたのならいいのだけれど。。。
 どうも気になる結末となってしまった。
おーい、猫ちゃーーん。



2012年5月24日木曜日

毎日山菜づくし。



我が家の第二の畑で採れたワラビ。
ついこないだ見に行った時よりも、急激にワンサカワンサカ出来ててビックリ。

ちなみにこちらへ来てから初めて食べてみた「こごみ」という山菜も、つい先日までうちの畑で
いっぱい採れた。
でも、こごみは数日ほったらかしにしてただけで、伸びまくって結局シダのように大きくなってて
収穫出来なくなってしまった物がいっぱいあった。
山菜は毎日見にいかなきゃダメなのかも。
コゴミはさっと茹でてマヨ醤油で食べたけど、本当に本当においしくて大好物になった。


(左がこごみ、右も家で採れたタラの芽。天ぷらがウマー♪)

あとは、給食のオバチャンからもずいぶん山菜をいただいたのだけれど、
これまた初耳の「コシアブラ」なる物もいただいた。
カタチがかわいくて、これまた天ぷらで美味。
こないだは直売所「よってけ屋」で買った「ウドの葉っぱ」も天ぷらで食べた。これまた、美味。

 
(これはコシアブラ)

こんなに山菜食べた年もないっつーくらい、毎日毎日山菜づくし。
ふきのとうに蕗も食べれる。なんだか、すごく、すごーーーく贅沢な食卓。

都会では高く売られている旬の味が、自分の畑や庭で採れるという、
なんとも豊かな食生活ができているなーと、毎日しみじみ思う。
蕗を息子と一緒に採ったり、皮剥いて調理する時間もこれまた幸せ。

貧乏暇ナシで始まった田舎暮らしも、こうした山の恵みに支えられて、
阿部家の日々の食卓は賑やかでございます。

昨日採った冒頭のワラビ。
道の駅に出そうか、自分達で食べちゃおうか、すごくすごーく迷ったのだけれど、
いつもアレコレおいしいモンくれたり、おいしいお総菜やおやつ持ってきてくれたり、
鳥さん達の餌の調達に一役も二役もかってくれてる給食のオバチャン達に
やっぱりプレゼントする事にした。
昨日一緒に昼ご飯食べながら、「ワラビがねぇなぁぁ(なかなか採れない&見つけられない) 」
と言っていたので。

喜んでもらえるだろうか。
そして、きっとその後も家の分はまだワンサカ出て来ると思うので、
見逃さないように、きちんと収穫しよう。
来年は、そらいろ農園での販売もしたいなと思ってます♪

2012年5月21日月曜日

道の駅にゆき坊の焼き菓子がデビュー☆したんであります。



時間もなかなかなくて、ろくすっぽパソコン開く間もない日々なので、
あった事なり何かを簡単にだけでも綴れたらと思いまふ!

ってなワケで、先週も忙しい日々でございました。
水曜には長野テレビの取材が来て、いつもの阿部家の日常?を撮ってもらいました。
今回はいつものHさんの他、音声さん(業界では416と言うらしい)と、大きなカメラも
動員で賑やかでした。
何はともあれ、取材班の皆さん、かなり一緒にいて居心地のいい方ばかり。
トークも楽しいし、話題もつきないのでこちらもかなーーり楽しい時間を過ごさせてもらいました。
感謝感謝。

おもしろかったのは、取材班の皆さんみんな、かなりのイヌ好き?らしく、
うちのももこさん(@ミニチュアダックス13才♀)がチヤホヤされてて、
それを見ている私もニヤニヤしてしまい、ももこさんもなついて皆家族のようでした。
一緒にご飯を食べて、(簡単にだけどもご用意させていただきました。おかわりもしてくれて嬉しい)
カメラが回ってない時には手作りお菓子もちょいちょい「おいしい」と言って食べてくれてたし
そんな飾りっ気のない様子が心地良くて、 別れがお名残惜しいようでした。



週末には息子の保育園での「親子遠足」があったのだけど、今回は私ではなくパパに同行してもらう事にした。
前日仕事から帰宅後、簡単に仕込みをしつつ、翌日は朝5時起きでそれなりにお弁当を作った。
今はやりの「キャラ弁」は作る気がないので(息子よ、ゴメン)
可愛い爪楊枝やおにぎりのアルミホイルなどでいつもとはちょっと違う感じになった、かな?!w
帰宅後色々写真を見せてもらったり話を聞いたりした。
私は息子の様子もだけど、実はそうした行事にパパが同行し、日頃みない顔や様子を見て来てくれた事がなんだかとても嬉しかった。
ママにはそういう時間、今まで結構あったのだけれど、がんばってる息子の姿にパパも色々思う事感じる事いっぱいあった様子。
こちらに移住してから、パパにもたくさん子育て手伝ってもらう事が多くなってきた。
一緒に育ててるから、息子のいいとこ悪いとこ、グチや親バカ話も親身になって聞けるし話せる。
そうした環境に身をおけるようになった事も、田舎での移住の良かった事のひとつかもしれないな、と思う。

 

そして、この写真のお菓子は先日の日曜から、長和町のマルメロ街道沿いにある
「よってけ屋」という直売所に出させていただく事になった私のお菓子。
本当は石けんなど置きたかったのだけど、仕込みがおいつかず間に合わなかったので急遽焼く事にした。
やり始めると根詰めてしまうタイプらしく、息子が寝た土曜の夜あたりからラストスパートでかなりがんばった。
自分の脳内に、色合いカタチボリューム含めて「ここまでは焼きたい!」という願望があふれてきてしまい、
当初は店番だけ行くのに手ぶらもなんだからちょいと焼くかぃ?くらいの予定だったのに、
気づいてみたら、ラッピングふくめて前日の夜中3時半までがんばってしまった。

で、翌日は朝7時半に家を出て、4時まで店番。
接客は好きなので、それなりに楽しかったのだけど、後半眠くて疲れてかなりハニってしまった(ハニワ)。
迎えに来てくれたダンナさんと息子とそのまま温泉へ行き、帰宅して7時には寝てしまった。
(でも、翌日のお弁当のご飯研いでスイッチ入れるだけの状態にして、洗濯もタイマーでセットはかかせない)
 起きるつもりが今朝まで目が覚める事はなく、起きていつものようにアレコレしてから仕事へ行って、さっき帰ってきた。

お菓子の売り上げはというと、お客が少ないのもあったし正直あまり売れなかった。
なんとなくだけど、顧客層に対して物と価格が合ってないような気もした。
でも、こうしてたくさんの事を試しながら、わかっていく事もある。
落胆などせずに、これからもぼちぼちやれる事やったり、試してみたり、していきたいと思う。

ちなみに、お菓子。
人に食べてもらう事を意識して、こんなの初めてっつーくらい丁寧に作ったら 色々キレイに上手に焼けたと思う。
食べたらおいしいんだけどなぁぁ。。。
多少残念な気持ちもあるけれど、そらいろ農園のプチ活動は始まったばかり。
石けんも様子を見つつ、早く色々仕込みたいところ。これからもがんばります!









2012年5月15日火曜日

移住で長野で古民家暮らしスタート、そして給食のオバチャンに。



いやはや、2が月近くも更新しないでいるうちに、GOOGLEのブログの更新画面まで新しくなっちまったようで、
なんともわかりづらい打ちづらい。。そしておはようございます、ゆき坊です。

お久しぶりなんてもんじゃない。
もぅ見てくれる人もいなくなっちまったんではないかと思うくらい書けてなかったブログなのですが、
タイトル通り、念願だった古民家暮らしがスタートしたワケでございます。
んでもって、移住した3月18日から10日間ぐらいの間に新しい仕事が決まり、
息子の保育園入園がギリギリながらも決まり、準備だ縫い物だ弁当だー書類がないー
アレ足りないコレ足りないー、仕事だー食事だー風呂の準備だー(毎日温泉通い)なぁぁーんて
やってアタフタしているうちに、月日がたってしまったんでございます。

 

仕事はお隣上田市の保育園の給食業務に携わる事に。
そう。念願の、給食のオバチャンになったワケなのです。
給食のオバチャンになりたくて長野への移住を決めたワケではないけれど、
今の私達の田舎暮らしは、まだまだ色んな意味で軌道にのるには時間がかかる。
田舎暮らしをするにあたり、ダンナさんも私もそれぞれにカタチにしたい夢があり、
それを今同時にふたりが実現できたらいいけれど、2人が自由業では
生活が成り立たない。
当初は当たり前のようにダンナさんが働きに外へ出ると言っていたのだけれど、
ちょっと待て。
こちらに来てから始める事、やりたい事の大きな部分にはダンナさんのチカラが必要だ。
畑での野菜作りしかり、古民家修復、平飼いの養鶏、のちには家畜も飼ってみたいし、
初めてチャレンジする事も多い。
何よりそんな生活を望んでの田舎暮らしなので、大いにそこへ情熱を注げる時間が必要。
そう考えたら、ギリギリの収入でもいいから、私が働きに出る方が自然だと思った。
 
 

私のコチラでの夢は、そんなワールドでの暮らしの中で、自分らしい活動をする事。
ワールドとは、自分達で作った安心安全な食べ物で、なるべくたくさんの物を自給しながらの暮らしを
実現する事。そして、自分らしい活動とは、身の回りの物、自分の生活で使いたい物を
これまた手作りしながら暮らし、そして提案する事。
例えると、これまでの手作り石けん含めたワークショップであったり、
暮らしに必要な物の手作り品(お菓子や保存食、そして縫い物含めて)
も一緒にお裾分けしていくような、そんな暮らし。

まだまだ漠然と脳内にある、たくさんの事がいつかひとつになったらいいいなと思う。
そう。そんなワケで、給食のオバチャン、なのである(笑)。

え?!!それで、なんで給食のオバチャンなのかって??!

なんでだろう。
答えはきっと、食べる事が好きで、食べる事、そして作る方の、作る側の世界に
いちど入ってみたかったから。なんだと思う。
そして、あわよくば休みも息子と同じサイクルで取れると思ったし、
ぶっちゃけなかなかどうしてお給料も良い、と、聞いた事があったからだろうか。
でも、実際飛び込んだのは「保育園」なので、夏休みや冬休みもないし、
お給料も時給なので、思ったほどいいワケでもない。(コラ)
それでも、収入がなくなる不安が大きくなる前に、なるべく早く働きはじめたかったから
本望だし、実際こちらでの給料形態でいうと、そこそこいい自給なのでは、とも思う。

 

一家を養う程のチカラが今の私だけでは本当にギリギリで、ここにそのうち
卵や野菜の収入、そして私の手作り石けんなど含めた副収入が入っていく事を望んでる。
これまでは慣れない職場に、そして新しい生活パターンに追いついていくのがやっとな
毎日だったのだけど、仕事と生活だけに追われてだけいると、夢には近づけない事もわかってる。
給食のオバチャンしながら自然豊かなこの場所で、普通に生活するだけでも
それなりに満足ではあるのだけれど、+α。
その+αが私の生き甲斐でもあり夢でもあり、目標でもある。
だから、牛歩でも良いから、日々の暮らしの中に、ちょっとした+αを増やしていけたらなと思う。
そして、そのうちダンナさんと私の2人のチカラが合わさった、「そらいろ農園」として
活動していけたらな、と思っている。

 

写真はコチラに来て買い始めた未来の我が家の稼ぎ頭。(笑)いえいえ、阿部家の一員となった鳥さん達。
今はもぅかなり大きくなってきていて、ダンナさんは鶏小屋作りに日々がんばっている。
(日中ひとりでの作業が多い&、ケータイも持っていないんだから、どうか怪我だけはしないでおくれ~)
野菜作りにも日々励んでいるダンナさん。
生き物全てのバランスを考えながら、自然農というカタチが定着してきたようだ。
見た目は悪いかもしれないし、最初は思うような収穫ももしかしたらないかもしれない。
それでも、私はそんなそらいろ農園の野菜を食べる日が心から楽しみだし、
失敗しても、思うようにいかなくて凹む日もあるかもしれないけれど、
ダンナさんには、自分が信じたやり方、そして、やってみたい事を、とことんがんばり、楽しんで欲しいと思ってる。
私が働きに出た事を悪く思わずに、信じた道を、思いっきり貫いちゃって欲しい。
だって、それをする為に、田舎暮らしに飛び込んだような物なのだから。

 

あー。
書きたい事も、言いたい事も、山のように出てきたけれど、
今日の日記はこれまでにしよう。
現在時刻は朝の5時半。
これからいつものように、洗濯干して、朝食と昼食の準備して(昼は息子と私は白米持参、ダンナさんにはおにぎりを用意しておくようにしてる)
息子と私の出る準備。
そしたら8時過ぎに息子の園バスを見送って、私も片道30分強の通勤ドライブだ。

アン・サリー聴きながら、見渡す限りの山々と広く青い空、そして田んぼや自然豊かな風景を
眺めながらのドライブは最高で、
毎日仕事に行くんだか遊びに行くのか、一瞬わからなくなる時がある。
それでも、仕事が始まれば厨房は戦場と化して、大量の食材と時間との格闘となる。
・・・が、まぁ、私はまだまだひよっこなので、ベテランオバチャンのダニー弁に
圧倒されながらも、私生活含め、色々応援してもらいつつ、面倒見てもらっている。
今月は汁物担当。先月はサラダ(副菜)を教えてもらった。
早く一人前になって、自分で時間配分とかも含めていっちょまえに出来るようになりたいな。
 先月、園児に「センセー!(私は給食のセンセー、と、呼ばれている@恐縮)
今日の給食おいしかったよー♪」と、言われ嬉しかった。
3歳児の教室に訪問し一緒に食べた時は、同じ時間に別な場所で、
同じくこうして給食食べてる息子と子供達の姿が重なって、かなり心が潤んだ。

息子も私も、そしてダンナさんも、新しい環境でがんばっています。
今後共、成長し、進化していく「そらいろ農園」を、どうぞどうぞ、よろしく御願い致します。

 

写真は息子の大好きな「ウルトラマン ヒカリ☆」。
先日畑で「こごみ」という山菜と、蕗を収穫してきて調理したのだけど、
私が皮を剥いてる間に「お手伝いするー」という息子に細い蕗を一本あげたら
ハサミでチョキチョキされた後こうなっていた。
蕗をアームカバーにされたウルトラマン。
私が怪獣なら「蕗」だけに、「吹き出す」だろう。なんちゃって。