2012年11月23日金曜日

寒いけど、あったかい、長野での冬到来。



お寒うございます。でもまだまだ冬はこれから!!どーも、ゆき坊です。

またまた御無沙汰してしまいました。
バイトの面接へ行ったり友達が泊まりに来てくれたり、薪拾いに行ったり、
息子の参観日があったりと、なんだか毎日あっちへ行ったりこっちへ行ったりと
忙しい日を過ごしておりました。

野菜セットや栗はおかげさまで、みんなお嫁に行きました。
行く先がなければ、たっちの差で霜にあたってダメになったかもしれなかったお野菜もたくさん
ありました。
おいしかったーなど嬉しいメッセージもいただけて、とってもありがたいし、嬉しかったです。
どうもありがとうございました。

そんなこんなな矢先に、いつも使っているこのパソコンの調子が悪くなりまして。
そうなるとまたどんどんパソコンに向かうのがおっくうになってしまい、
ついついブログの更新もおろそかになってしまっていました。

でも。
そんなさなかだからこそ色んな事がありました。(出来ました)
ちょっとづつピックアップして振り帰ってみます。

 

まずは、古民家に移り住んで、初の冬を迎えるにあたっての一大イベントでもあった薪ストーブ!
この設置が完了しました。
数年前はお金を貯めて、100万円くらいする鋳物のいい薪ストーブをつけようと意気込んでいた
私達ですが、結局ビンボー金なしなので普通にホームセンターで購入できるやっすいのになりました(笑)。
薪ストーブって、結局消耗品らしいのです。
数年ごとに変えたりもするらしい。
いずれにせよ、入門編という事で、このストーブでこの冬を過ごします。
蓄熱が弱いっつー事なんでしょうね。
煙突もダブルのが買えず、シングルにしました。
めがね石も、ダンナさんががんばってネットで調べて作ってました。
2人でレンガをペタペタ貼る作業も、なんだか楽しかった。
へたくそだけど、この家は、ハンドメイドで手を加えて、不器用な私達と共に成長していくのです。



薪で火を焚く暮らしというのは、思っていたよりもなんだか贅沢です。
もちろん薪集めは今後の課題だし、大変じゃないと言えばウソになるかもしれないけれど、
それでもなんだか地に足をつけて生きてるって感じがすごくする作業です。
娯楽じゃなくて、真剣に薪を拾いに行きます。なくなれば、寒い思いをするのは自分達だし。
で、暇さえあれば山へと繰り出して、火付けに使う杉の葉っぱや乾燥してるっぽい細い木から、
大きな木まで拾います。
ダンナさんのチェンソー使いも、だんだん様になってきました。

エネルギーを自給してるので、そんな熱はありがたくどんどん利用します。
ストーブ調理がもはや生き甲斐のようにすらなってきました(笑)。
鉄のフライパンにオイルを敷いて、なんでもある野菜を置いて 、塩コショーで食べる。これが旨い。
空いてる時間には家族分の3つの湯たんぽを並べて温めておいて、お布団にしのびこませます。
薪ストーブが私達家族にもたらした暖かさは、熱だけじゃないんです。本当に、じわっと心にもあったかいです。

 

ヤギのそらちゃんは元気いっぱいです。
いつも玄関先にはどなたかが置いていってくれた大根の葉っぱがたくさんあります。
誇張症や徐角もすんで、 また元気になったのはいいのだけど、ダンナさんの姿が見えなくなったり
お腹がすくと鳴き続ける問題児です。
あまりのうるささにとうとう旦那さん、ヤギ小屋に蓋をした日がありました。
プンプン怒ってたわりにはこのイラスト。ワタクシ、見た瞬間思わず吹いてしまいました。
蓋をしたのは半日くらいで、虐待などしてませんので、あしからず。

 
(家族みんなでヤギのそらとイヌのももっちのお散歩)

 

とある1日。友人の大豆の脱穀のお手伝い。
息子ははしゃぎまくり、私達は翌日筋肉痛に。
枝もって、床にたたきつけると中の大豆をがはじき出てくる。
脱穀したあとの豆ガラが、そらちゃんの冬の食料になるのです。ありがたやー。





とある1日。
千葉から友人がエンヤコラ遊びに来てくれて、ルヴァンに。
買ったパンで昼食をとり、つもる話をしながら薪ストーブ調理。
そう言えば数日前にも千葉から友人が来てくれて、薪ストーブ調理したのだった。

 

温泉入っておしゃべり。帰宅して、薪ストーブにつっこんでおいた焼きリンゴを食べる。
翌日は畑のお手伝いをしてもらう。
小松菜の間引きをしゃべくりながらチマチマと行い、その間引いた小松菜つかって間引き小松菜鍋。
鶏ガラスープに間引いた小松菜もっさり入れて、あとは鶏挽肉のつみれだけ。旨い。
ちなみに調理はお外でロケットストーブ。旦那さん、サンキュー。

帰宅のバスを見送りながら、なんだかジワっときてしまう。
来てくれた事への嬉しさと、毎回友人を見送るという事への切なさがこみ上げてきてしまった。
また会えるからと思いつつも、長野へ会いに来てくれる友達は、みんな誰もが愛おしい。
遠く離れたのに、こんな私に会いに来てくれて、本当にありがとね。

 

とある1日。
ダンナさんに、タイヤを冬用に替えてもらう。
実は私は最近唐突にアルバイトを始めた。
立科にある花屋さんの作業場で店頭用のブーケや仏の花束を作る作業。
そこへ通うのに、峠道を行かねばばらず、コワイので替えてくれ替えてくれと御願いしておいたのだ。
これで一応一安心。でも、冬の雪道の運転は、今から考えるだけでもコワイの一言。



とある1日。
保育園の参観に行ってきた。
息子はなんだかムードメーカーでもありトラブルメーカーでもあるご様子。。。
でも、他の子達と遊びながらのいつもの様子を見る事が出来て嬉しかった。
一緒に作ったブタさんのかぶり物は、12月にある発表会で息子がかぶるらしい。うー楽しみだ。
参観を終えたあと、保護者参加の陶芸の会があった。
手びねりでそれぞれ思い思いの物を作る。
私はちょっとしたクッキーやお菓子をのせるお皿5枚に箸置き5つ。あとは小皿と小さなカップをひとつ作った。
ダンナさんはクリスマスに飾った後に、醤油差しにもなるというサンタの靴に、
醤油差しの蓋に小皿ひとつ、マグカップの蓋などを一生懸命作って笑いをとっていた。(本人はマジ。さすがニュータイプ)
そして、「まだ渡してなかったよね」って、私への結婚指輪も作っていた。
私が死んだら、紐でもつけて、首にぶら下げてくれと、今から言っておく。




とある1日。
愛犬、ももっちの15回目のお誕生日。
15年もそばにいてくれて、本当にありがとう。
かわいいかわいい、私の相棒。これからも、プニプニしながら元気でいてね。
ちなみに今まで1回たりともご飯を残した事がない。食欲で生きてるような女の子です。



そして、これは昨日。
咳と鼻水がひどいので保育園を休ませたのだが、あまりにも元気のいい息子の為に、山へ行く事に。
車で5分。
私とダンナさんは、薪に使える枝を物色し、息子はマネして枝を拾ったり、大きな葉っぱを見つけて嬉しそう。



疲れたらお茶やおやつを食べたり、風で落ちてくる葉っぱをつかまえる競争をしたり(笑)。
急な坂もなんのそので、転がり落ちてもへっちゃら。
息子は終止とっても楽しそうだった。
こういう生きたお勉強も、たくさんさせてあげたいな。



これは、崖の途中にある小さな杉の木を掘り起こしてかっぱらおうとするワタクシ。
息子のクリスマスツリーを作ろうと思っての事なので必死。
枝のバランスのよさげなのをふたつ程見つけてエンヤコラ掘ってみる。
でも、結局ヘタレなのですぐに力尽きて旦那さんにバトンタッチ。
無事に持って帰ってきました。
「どんな飾りにする?」との私の問いに対して「カブトムシー!」と答える息子。
イラストをラミネートして飾ろうか。それとも、余力があればカブトムシ型のクッキーでも焼こうかね。

 

持ってきた薪で、今日も暖をとっている。
だいぶ前に伐採された物なので、乾燥してる物も多く、即戦力となった。ありがたや。
もうすぐ壊れてしまっていたチェンソーの刃が届くので、そしたらまた本格的に、
薪の入手にがんばらなくてはね。

いらない資源がエネルギーになり、燃えた後にも畑の肥やしになる。
火の扱いも、少しづつだけど、わかって慣れてきたような気がする。
今度は台所に竈を作る!と、ダンナさんは意気込んでいる。
竈で調理。きっと寒い台所もあったまるし、楽しみでならない。