2015年7月8日水曜日

産みの9643















昨日、廃油のキャンドルを作った。「そらいろ農園、いらない→いるプロジェクト」のひとつであーる。
これ、ずっと作ってみたかった。なので、私、超~ご満悦☆。
今までもみつろうを使ったアロマキャンドルはレッスンなどでも何度も作ってきたけれど、
廃油で作ったコレがなんだか心地良い。飴色の輝きもなんともゴージャスで、
廃油だったとは思えないほどの美しさだった。
キッチンと食卓テーブルに置いて、電気を消して、夜寝る前までずっと、炎のあかりを楽しんだ。

産みの苦しみ、という言葉があるけれど、さて、 もの作りに関して言うと自分はどうだろう。
残念ながら私は苦しみの中からは、あまり物を生み出せないようだ。
時間にも心にも余裕がないと、いい物を作れる気がしない。
頭と体、心をなるべくニュートラルにした状態で、いろんなものを見たり、聞いたり、感じたり、したい。
ガサガサしていると、自分も傷つくし、そんな自分から出てくる物は、きっと誰かを傷つける。
そう考えると、やっと、もの作りが楽しい時間がやってきた。
田舎暮らしに本当の意味で慣れるまで、少し時間がかかっていたのかも。
「普通」の状態って実は結構難しくって、非日常が日常になるのを待った。
作りたい、作ってみたい物がたくさんある。
日常になった日々の忙しいアレコレを、楽しみながらこなし、時間を手に入れて
少しづつ、手仕事と向き合っていきたい。
















こちらも産まれた。家の前にあったツバメの巣には、あかちゃんがいる。
よく見る、あのピーチクパーチクしているのは、あかちゃんではなく、もぅちょっと育った子供だったんだなぁ。
今まで卵を温めてるおかーさんを、ただただ見守っていたおとーさんツバメ。
今はおかーさんと交代で餌をとってきてはヒナにあげている。
巣にかえりバトンタッチするかのように、勢いよく飛び出していく2匹を見ていると、
なんだか私も心が元気になってくる。
よーし、私もがんばるぞーと、同じような気持ちでセットの野菜の収穫に畑に行く。
走ってこそいないのだけれど、心の中では完全に空に飛び立っていくツバメになりきっている。

今日もまた、そらいろ農園野菜セットを頼んでくれた方の事を思いながら、
ツバメのパパママのような気持ちでエサを(コラ)、一生懸命心をこめて採ってくるね。















昨日の夕飯は、ズッキーニとタマネギとイカの和風パスタ。それに、クリスピー生地のピザ。
ピザの具もズッキーニ。そしてタマネギとベーコンとコーンなど。
タケシくんと一緒にキャンドルを作って、あーだこうだ、ここが改善点だなんて言いながら
夕方からすっかりキャンドルに夢中になって魅せられてしまい、夕飯は簡単に急いで作った。

ズッキーニは毎日すごい成長ぶりでたくさん採れるのだけれど、セットにズッキーニばかり入れる
訳にもいかないので、日々ものすごい勢いで食べまくっている。
関東にいた頃はラタトゥユの時くらいしか買わなかった野菜だ。
しかも関東では、小さくて、高かった。
でもここ長野ではなにせ自分の畑で鬼のように採れる。しかも、通常売ってるサイズは小さすぎ。
もうちょっと大きいくらいでも味はむしろ良い気がするので、日々これをどう調理しようかを考えている。
お気に入りは、太く切ってステーキで食べる。よく火を通して塩こしょう。
そして仕上げにめんつゆや醤油で味付けし、好みでおかかやマヨをかける。
こないだのホットステイで中学生にも出したらすごく好評だった。
レシピをメモしていく子なんかもいて、すごいなぁと感動した。
私が中学生の頃は、料理なんか、まったく興味なかったもの。
いや、中学はおろか、社会人になってもしばらくは、出されたものだけ食べたり、
買い食いや外食ばかりを好むような娘だった。
人って結構変わるもんだよなぁ。。と、自分をふりかえってみて思う。
そういや、こないだ作った別のズッキーニ料理もなにげにおいしかった。
春巻きの皮に、切ったズッキーニとチーズを入れて揚げた物。これもなかなかのおすすめ。

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