2008年1月12日土曜日

サヨナラ2007年。

たまりにたまった2007年、後半の日記。
毎日毎日色んな事がありすぎて夜まくらに頭をつけるとすぐに死んだように眠った。
まだまだやらねばならない事、やりたい事、やるべき事はたっくさんあるのだけれど
とにかく楽しい事の方がいっぱいで忙しかった。

ただ、家の事をおざなりにはあまりしたくないワケで、
その「忙しい」の中にはお家の事ももりだくさん。
基本、「家の事がちゃんとできて初めて外の事ができる」というのが持論なので、

仕事関係は教室の事など急ぎのものでない限りはあとまわしになる。
こればかりは人によってはブーイングの意見も出るのかもしれないが、
「癒し」や「生活」をテーマにしている者である以上、自分の生活を
ちゃんとできていないのに、こんな生活がいいですよー♪なんて言えない。
「早く寝る」とか「こんなのを摂ると良い」や、「これはダメ」などというマニュアルは
そこかしこにあるけれど、ゆき坊の言う「ちゃんと」というのはそれともちょっと違う。

お花に水をやるとか、ご飯をおいしく作るとか、部屋に花を飾ってみるとか、
ちょっとがんばればすぐにできる、そんな事。
豊かな暮らしは毎日のちょっとした積み重ねによ
って誰にでも簡単にできるし、
健康だとか癒しだとか、そういう事ってマニュアル的なものではなくて
もっともっとゆるいスタンスで近くにある、「本当にちょっとした事」なのだと思う。

ここ最近の暮らしは、1日のほとんどをただひたすら台所に立っている事なんかもある。
ご飯をつくる。ちょっとしたおやつを作ると同時に後片付けや汚れとの格闘もついてくる。
でも、おいしくなぁぁれ♪と煮物をつくったり保存食を作ったりだとか、
ピカピカに磨き上げたシンクをみているとそれだけで幸せな気分になってくる。
これは私が家の事が好きだというのもあるのだと思うけれど、
喜んでくれる人がいる。
それこそが最大限の幸せを感じる瞬間でもあるからだ。
「おいしいね」ってごはんを食べる時のあの空気。

アロマや健康ももちろん大好きだけれど、それだって毎日の暮らしや
おいしいごはんがあってこそ、はじめて存在するものなのだと思う。

なんだか堅苦しい事を書いてしまっているけれど、これが自分が思う「癒し」だし、
そもそも「おいしいごはん」なんて言うのも、何も特別なものである必要などは
まったくない。
日々のごはんをつくるという事は、自分にとってはせっけんや日常のスキンケアを
つくるのと同じくらい大切であたりまえの事。
ではでは、年末の日記です。

 ○月×日

まるで春みたいなぽかぽか陽気の中、友人が遊びに来てくれた。
おしゃべりをしながら江戸川沿いをみんなでテクテク。
Fくんのあとに続いてももっちもテクテク歩く。


家の近くの公園でのティータイム。
家からミルクティーやらお皿などを筋トレ状態でもってった。
雰囲気やグッズとか、視覚からくる癒しっつーのもぜったいにあると信じているので
そこはゆずらない。楽しく過ごせる為ならば、やれる事はなんだってやるのです(笑)。
で、みんなでまたおしゃべりを堪能。
その後は暮れていく夕日を見たり、それを見ている友人親子の風景に
感動したりなんかしてすごした。
みんなそれぞれが言葉を失ってそれぞれの世界に入り込んでいる瞬間。
同じものを見ても感じ方は人それぞれ。

そしてその瞬間感じた気持ちそれこそが宝物。
今日のこの日、この景色をきっとまたいつか、それぞれが想い出す日もあるだろう。
ありがとう。
また遊びにきてね♪




 ○月×日

庭に植えた「水菜」と「こまつな」の芽が出てきた。
種を蒔く時は、「本当に育つんかいな?」と半信半疑だったのだけど
みんなして「オギャー☆」って生まれ出てきたその芽たちは生命力にあふれてキラキラしてる。
ほかにも鉢に植えたハーブも芽を出していちごの苗も育ってきた。
うんうん。楽しみ楽しみ♪
そして鳥の餌台にはみかんをば。
すぐには来ないかもしれないけれど、いつかここにかわいい小鳥達がきて
チュンチュン鳴いてくれるといいな。。。


 ○月×日













午前中は教室。
この日は「クリスマスキャンドルと自分だけの香水」。
みなさん思い思いの香りを奏でてすばらしい出来!
おもしろいのはそれぞれの個性がハッキリと出るところ。
甘い香り、こびないクールな香り、大人っぽい香り。
人のブレンドは興味があって、ゆき坊も毎回勉強になるのでちゃーんと
メモさせていただいた。
前回の香水の時も来てくださっていたSさんの香りも
ひかえてあったので、今回のと比較したりしてみる。
あーだこーだ、笑いながらあっという間に2時間がたつ。
みなさん、ぜひともクリスマスに使ってみてくださいね!(お疲れ様でした~♪)

そして午後からは友人主催の「ハイキングの会」に参加。
今回は浅草。
久々の浅草にアドレナリンを放出しつつ、焼きたてのせんべいやおだんご、
甘酒などを堪能する。(ウマ~)
おみやげを買ったりしつつ、夜は忘年会。
みんなそれぞれに魅力がある中、手話会でも一緒のどさんこ人Aさんの
隠れた才能が爆発的に開花し、感動するやら笑いが止まらないやらだった。
この人のこの才能は、このまま素人にしておくのはもったいないなーなどと
そんな事を思いながら帰ってきた。楽しかった。

 ○月×日

相方がずーーーーっと欲しかったストーブをサプライズでプレゼントしてくれた。
このストーブ購入にあたってはまぁ、色々議論があがったりはしてたのですが、
寒空の下、このストーブをチャリンコでもって帰るという偉業をなしとげた彼。
ガニマタで必死に汗だくになって漕ぐその後姿に、笑いながらも涙がちょちょぎれた。
お金の大切さ、大事に使うの本当の意味、物を大切に思う心。
教えてもらう事がいっぱいある中、お金なんかぢゃ買えない幸せを、
いっぱいいっぱいくれる。
そんな彼に感謝。
で、嬉しかったけど灯油屋さんはもぅしまっていたので点火はできず。
シベリア級に寒いこの部屋。でも心はあたたかい。



 ○月×日

クリスマス。
どうしようか?と相談した結果、買い物もあるので柏まで出ようかという事になった。
スカートでも履いてオサレをしようかと思ったのだけど、彼は「自転車で行こう!」と言い出した。
こういう突拍子もない事を日常茶飯事で何の違和感もなく心から素直に提案する彼である。
なので、もぅ驚くこともない。
「できんのか?」と聞いたら「たぶんできる」と言うので多少の不安こそあったがそこはノッかってみた。
付き合いだした当初、彼のこうした彼内での常識がわからずそれなりに口論になったりもしたが、
私は彼のこういう想像しかねる所が好きでもあるので、彼のこの才能はできるだけ止める事なく
伸ばしてあげたい。
普通の人が、「普通はこうだろ」とか「できっこない」なんていう常識は通用しない。
ほかにも今まで色々試してみたが、それはそれは目もあてられない結末になる事だって
いっぱいあった。でも、びっくりするような結末や見えなかった世界が見えることもある。
共通するのはいつもそこに「笑い」があること。
だから、ノッかれるものには何にだってノッかってみせるんだ。
死んだりしないならなんだってやるさ。

で、結末は笑っちゃうほどの強風で身の危険を感じたので途中でチャリを乗り捨て電車で向かう(爆)。
タッパにつめた彼お手製の「行き当たりバッタリ風こぼれるサンド」を食べながら、
1日デートを楽しんだ。
プレゼントは結局見つけられなかったけれど、本当に楽しい1日だった。
いっぱい話していっぱい笑って、帰り道に自転車から見たものすごく綺麗で大きな月や星達が、
これこそが最高のプレゼント。

 ○月×日

朝食べるパンをつくり忘れてしまった。(いつもは前日の夜にパン焼き器をセットします)
ごはんもないし、どうしようかと思ったのだけど本に載ってたすぐに作れるパンを試してみる事に。
おいしいベーコンを入れて小麦粉をコネコネ。
なんとか出来た。
強力粉でつくるふっくらパンとは違ってシッカリとしたマフィンみたいなパンだけど
やっぱ焼きたてはおいしい。

先日友人に借りた本をよみながらすごす。
部屋にはこれまた友人からいただいたお花がいっぱい飾られている。
1つの花束を小さくいくつにも分けて飾るのが好き。
台所の窓辺に飾ったお花なんかは日に透けて息を呑むほど綺麗でかわいい。
小さくて古くて寒い家だけど、ちょっと何か手を加えるだけで、
それだけで今の時代にはないものすごい存在感。
古い換気扇も、日の当たる縁側も、タイルのお風呂も、砂の壁も。
ハイテク社会にドロップキックを入れるべく、この家がかもし出すすべての空気がいとおしい。





 ○月×日

本八幡らぢお、通称「もとらぢ」の収録。
この日のゲストは空モモさん夫妻。
おいしいたこやき屋さんでたこやきを食べてから、お家までテクテク。
もってきてくださったたくさんのおいしい差し入れをいただきながら、
楽しい時間をすごした。
空モモさんは「緊張するーっ!」って言っていたけれど、私も最初はすっごく緊張したもんだ。
最後に言い放った言葉で大爆笑。
さっすがです。その勇気、私にもください(笑)。
「楽しい事をしたい!」「人を楽しませたい!」そんな思いから始まったローカルらぢお。
その気持ち、すっごくよくわかるから私も「はずかしい」という思いを捨てて、
今では「伝える側」として一応これでも真剣なのです。
「よくやるね」「変わってる」。色々言う人も世の中にはいるかもしれないが、
私はこれからもこれに限らず、楽しい事、面白い事、自分がやりたい事を真剣にやっていきたい。
そこには恥ずかしいという気持ちは一切ない。
恥ずかしいと思っている自分のほうが、よっぽど恥ずかしい事を知っているから。

本八幡らじお→http://caspeee.jp/channels/m/

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

あけましておめでとうございます。
って遅すぎですよね。すみません。

柏にチャリで行こうって提案する相方さんのお話。
思わず笑ってしまいました(・∀・)
うちのオットさんと同じだなと。
うちのオットも『印旛沼に行こう!自転車で!』と突然言い出して、そんなトコ行けるのか?という問いに
『たぶん、大丈夫!』と自信があるんだかないんだか分からない返答をよくしてくれます。
で、結局、行けた時は私の世界がパァーと広がりました!
オトコっていくつになっても少年のよーだと現実的なオトメは思ってしまいます。

まぁ何をやっても成功しても失敗しても、近くで笑ってくれる人がいるコトはいいなぁと思った次第です。
(ちょっと最近邪見にしていたもので、、、反省)

2008年もゆき坊さんのすてきな文章を楽しみにしています。そしてぜひせっけん教室に行きたいです(・∀・)

ゆき坊 さんのコメント...

himeさんへ

あけましておめでとうございます!(こっちも遅すぎですね。。すみません(笑))
ひゃー、そうですかっ!印旛沼までっっ!!!
himeさんのオットさんもかなぁぁーりおもしろそうな感じですねー♪
でも、のっけから「無理!」って言うのは簡単なのですが
やってみて実際できちゃった時には喜びも笑いも2倍、いや3倍なんですよね!
自分にはない部分ってゆーのはやはり興味はありますから
たまには飛び込んでジャンプしてみるのもいいもんだなーと
このごろは思います。
でも、本当に無理な時は「無理!!!」という強さも必要(笑)。
先日彼は「今から自転車で富士山に行って登ってくる」といったので
「無理。死ぬからやめましょう」と止めました(爆)。

何はともあれ、貴重な感性の持ち主だと思って、お互いそんなパートナーを大事にしましょうね(笑)。
今年もぼちぼちですが更新していきますのでよろしくお願いいたします。
教室にもいつかぜひ遊びにいらしてくださいね~♪